こんな言葉を聞いたことはありませんか?
「柔の井上誠一、剛の上田治」
もしくは
「東の井上誠一、西の上田治」
日本のゴルフコース設計の第一人者のお二人について説明した言葉です。
私はこの二人が設計したゴルフコースが大好きです。
今回は、上田治氏が設計した「門司ゴルフ倶楽部」についておすすめポイントを紹介します。
歴史
昭和9年、国際港「門司」に待望のゴルフ場が完成。
上田治設計で”小廣野”と呼ばれた
美しい日本のゴルフコース
初めてのゴルフ場を訪れるときは、歴史や開場の背景を勉強するようにしています。
歴史を知ってラウンドすると余計に楽しめる気がしますし、同伴者やキャディさんとの会話のネタにもなるのでおすすめです。
私は「美しい日本のゴルフコース」という本で勉強しています。
国際港として栄えた門司港を利用する外国船の乗船員のためにゴルフ場が整備されたようなイメージでしょうか?
おすすめポイント①
おすすめポイントは、アントニン・レーモンド氏が設計したクラブハウスです。
見事な赤屋根のクラブハウスです。
外観もモチロン良いのですが、内装も素敵なんです。
天井が高い。
大きな屋根のおかげでこの大空間。
とてもクラシカルです。
真ん中の暖炉も存在感ありますよね。
洋風なんだけど、なぜか落ち着くと思ったら、こんなところに障子がありました。
和洋折衷ですね。
プレーだけじゃない楽しみがあるって良いですよ。
おすすめポイント②
ほとんどのゴルフ場は、ハーフでクラブハウスに戻ってきて食事を摂って、Back9へという感じだと思います。
門司ゴルフ倶楽部では、スタートするとハーフでクラブハウスに帰ってくることはありません。
折り返し地点の茶店で軽食を取って、Back9に向かいます。
まるでイギリスのゴルフ場みたいです。
イギリスだったらサンドウィッチを片手に折り返すところですが
門司ゴルフ倶楽部では、おでんです。
茶店のおでんが、美味しいんです。
当日は、雨が降っており冷えた体が温められました。
ぜひ食べていただきたいです。
気になる点
素晴らしいことだらけの門司ゴルフ倶楽部の気になる点ですが、それは練習場です。
練習場はあるのですが、いわゆる鳥籠型で10yd程度の打席が数打席あるのみです。
朝にしっかり練習するタイプの方はお気をつけください。
まとめ
門司ゴルフ倶楽部、素敵過ぎました。
また機会があれば、ぜひ訪れたいゴルフコースです。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。
Let’s enjoy GOLF